「食からつながる地域のわ」をテーマにした会員制サイト「ベジプラ」が今年7月の運営開始を前に1月、ブログを開設した。
「ベジプラ」は子育て世代の女性たちが自分たちの目線で情報発信するコミュニティーサイト。建設会社のショウセイグループ(青梅市東青梅)が昨年8月、事業部門として取り組み始めた。サイトの制作は子育て世代の女性3人が担う。
マネジャーの黒澤志緒利さん(36)は同社の事務員、広報担当の山崎佐知子さん(34)は元介護職員、ウエブディレクターの天野久美子さん(40)は事務員と、いずれもサイト制作の仕事は今回が初めて。デザインは外注し、記事の制作を手掛ける。「人に会うのが好きで、サイト業務は楽しい」と張り切る3人は、友達同士ということもありチームワークも抜群。ブログの「ベジプラ」は会員からの評価も上々だという。
サイトでは、有機野菜など地元産の食材、地域の主婦の料理レシピ、スーパーの特売情報やおすすめ商品などの情報を発信していく予定。会員からの耳寄りな情報もタイムリーに載せ、地元の農産物などを扱ったイベント企画なども行っていきたいという。
ネットでの通販をよく利用するという黒澤さんと同社の星野社長が、「地域のスーパーの情報などをまとめて発信するサイトがあれば、多くの人に喜んで利用してもらえるのでは」と話し合ったのが事業部誕生のきっかけ。主婦が気にする「野菜の値段」にちなみ、ベジタブルプライスの略をサイト名にした。
現在、会員登録の受け付けを行っており、先月にはサイトの説明会も開いた。星野社長は「青梅市は素晴らしい町。皆さんが知っている青梅市の素晴らしさ、あまり知られていない隠れた素晴らしさもどしどし発信していきたい。皆さんの声もしっかり伝えていき、青梅市をもっともっと元気にしたい」と意気込む。
会員登録は無料。