西多摩のコミュニティーネットワーク「街プレ倶楽部」が現在、「西多摩の自然と歴史を巡る旅」の参加者を募集している。
西多摩地域の情報誌「街プレ」が「紙面を通じたリアルな地域の交流と出会い」を目的に立ち上げた同クラブ。昨年、同誌でシニア市民記者を募集し、その活動第1弾として地元の隠れたスポットを巡る同企画を立ち上げた。
市民記者と街プレ編集部が会議を重ね、「日の出町の里山めぐり」と題し約2時間の散策コースを決定。「100年前にタイムスリップした雰囲気」を漂わす大型の土蔵が並ぶ里山通りや、藤原後期の仏師春日の作といわれる金色の木造薬師如来坐像(ざぞう)、旧国鉄五日市線岩井支線の大久野駅跡など、同町在住の市民記者自身が歩いて取材を行い、同誌やホームページで紹介している。
終了後は希望者を対象に、80年前の郵便局を改装した週1回営業のレストラン「星宿」でのランチや、1時間の追加ウオーキングも行う予定(要予約)。
同誌編集部は「地元の人でも隣の街の魅力をほとんど知らない。インターネットなどにも乗らない、長い歴史や、独特の雰囲気が漂う隠れた名スポットは数多くある。今後も市民記者の方たちと、地域巡り以外にも企業の見学会、健康講座など幅広く企画していきたい」と話す。
実施は2月28日。雨天中止。参加費は500円(保険費、ガイド費)。要予約。