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福生ブルフェス実行委員会、地元NPOなどに8度目の寄付

寄付金を贈呈した実行委員会メンバー

寄付金を贈呈した実行委員会メンバー

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 福生ブルースフェスティバル実行委員会(チッコ・ソウマ委員長)が12月13日、石川酒造(福生市熊川)でのイベントの収益金の一部を市内で活動するNPO法人や社会福祉協議会に贈った。

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 同委員会がこれまで8回開催してきた「福生ブルースフェスティバル」。チケット代やオリジナルTシャツ販売金などの収益金の一部は第1回より、世界の子どもたちに日本で使われなくなった車いすを届けるNPO法人「海外に子ども用車椅子(いす)を送る会」(森田祐和代表)や同市の社会福祉協議会(秋山美左江会長)などに寄付してきた。

 今年のイベントには約300人が来場。売り上げの一部にあたる7万円を同NPOに、3万円を社会福祉協議会へ贈った。これまで3520台の車いすを送ってきた森田さんは「貧困層の障害者は、車いすがないと外にも出られない。貧困層にとっては、とても高価な車いす。5000台送るまでは頑張りたい」とコメント。秋山さんは「寄付金は直接地域に還元できるようにする。イベントにも、もっとさまざまな方が参加して大きな流れになってほしい」と話した。

 チッコ・ソウマ委員長は「Tシャツやポスターも全て完売し、実行委員のチームワークもよくなり、本当にいいイベントに育っていると実感した。10回目あたりで理想形にしていきたい」と振り返った。

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