あきる野の温浴施設「湯処 阿伎留の四季」(あきる野市秋川、TEL 042-550-2641)内にある「食事処あきがわ」に新しい料理長が就任し、宴会時期に合わせ新たな目玉メニューとして「鯛(たい)飯」の提供を始めた
新しく料理長に就任した吉川靖敬さん(35)は16年間、都内各所のすし店や飲食店で修業を積んだ。赤坂では鯛めしと京風おでんで知られる店に勤め、今回の就任に合わせ吉川さんがアレンジを加えた鯛飯をメニューに加えた。
タイの骨を焼き、だしをじっくりとっていく調理方法で鯛のうま味を凝縮し、「あっさりしながらも香ばしい香りが特徴」という。注文を受けてから土鍋で炊き始めるため、提供するまでに1時間ほどかける。じっくり蒸すため、タイの風味がしみこんだ、ふっくらとしたご飯に仕上がる。
価格は、2~3人前の小サイズ=2,000円、4~5人前の大サイズ=3,000円。5,000円以上の宴会コースにも付く。「じっくりと時間がかけて作るので、注文してからお風呂を楽しんでもらえれば」と吉川さん。
営業時間は10時~22時。