羽村に昭和レトロバー「一年二組」-教壇をステージにカラオケも

店での鈴木さんの肩書は「先生」

店での鈴木さんの肩書は「先生」

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 JR青梅線・羽村駅近くにレトロバー「なつかしの食と酒 一年二組」(羽村市五ノ神、TEL 042-578-1293)がオープンして1カ月が過ぎた。

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 店舗面積は17坪で、席数は17席。店内は、「駄菓子屋」「小学校」「昭和時代の軒先」をテーマにした空間が広がり、1970~80年代にあった看板や、スマートボール、ジュークボックス、赤電話などで飾る。小学校のエリアには、ランドセルがかかった机の前に教壇があり、教壇にはカラオケを設置。当時のレコードも200枚ほど用意し、要望に沿って流すこともできる。

 メニューは、ボンカレーや給食やきそば、マルシンハンバーグ(各600円)などそろえ、ドリンクもホッピーや電気ブランなどのほか、当時流行したキンミヤ焼酎(ボトル1,200円)をそろえるなどこだわった。3個100円の駄菓子も用意する。

 店主の鈴木富士男さん(48)は山梨県出身。羽村や青梅で美容室3店舗を経営し、20年目となる今年、以前からの夢だった同店開店を決意した。「震災後、まず自分の地域から元気にしたかった」と鈴木さん。「子どものころ、青春時代の思い出に浸っていただき、ホッと一息つける癒やしの店にしていきたい」と笑顔で話す。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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