暮らす・働く

羽村で福祉大会 「いかにベストをつくすか」と全盲の穴澤さんが講演

「あたえられたかんきょうの中でいかにベストをつくすか」と力強く板書した穴澤さん

「あたえられたかんきょうの中でいかにベストをつくすか」と力強く板書した穴澤さん

  • 0

  •  

 「羽村市社会福祉協議会福祉大会」が11月15日、プリモホールゆとろぎ(羽村市緑ヶ丘)小ホールで開催された。1部の式典では、地域福祉に貢献したとして高額寄付者や福祉奉仕活動者など36組を表彰し、13人に感謝状を贈った。

[広告]

 同協議会の志田保夫会長は「多年にわたり地域福祉活動に尽力いただいた皆さんに心から感謝したい。きょうは全盲のバイオリン奏者、穴澤雄介さんの演奏と講演を皆さんと一緒に楽しみ、励みにしたい」とあいさつした。

 来賓で橋本弘山羽村市長、富永訓正市議会議長が出席。手話で自己紹介した橋本市長は、受彰者の社会福祉活動への功績に深い敬意と感謝の意を表し、「ますますの活躍を」と祝辞を述べた。

 2部は「見えなくてもみえるもの~音楽でつなぐ暮らしやすい地域~」と題し、ラジオパーソナリティーも務める穴澤雄介さんがバイオリン演奏を披露し、講演を行った。

 自身の生い立ち、全盲になる経過、バイオリン奏者としての道のりなどを話した。「あたえられたかんきょうの中でいかにベストをつくすか」と力強く板書し、地域とのつながりや温かさに助けられ、前向きに明るく歩んでいることを伝えた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース