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あきる野で夜を彩る「ヨルイチ」 人力車に手ぬぐいスタンプラリー

ひと時、幻想の世界に誘うヨルイチ

ひと時、幻想の世界に誘うヨルイチ

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 あきる野市五日市の夜を彩るイベント「第20回ヨルイチ」が8月30日、武蔵五日市駅前~小中野間の檜原街道沿いで開催される。布明かりで華やいだ沿道では地元グルメが売られ、街道には人力車が行き交う。

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 昨年は台風の影響で中止となったことから、今年のスローガンはヨルイチ実行委員会の心意気が伝わる「リベンジ」。「2年分楽しんでほしい」との思いを込めた。

 五日市エリアは、戦国時代の終わりごろから5の日に「市」が開かれ、炭などが盛んに取引された。江戸時代になると、木材は秋川・多摩川を筏(いかだ)で流し江戸に送っていた。地域は発展し、地元の人は当時のにぎわいぶりを「明治の時代、渋谷が村だったころ、五日市は町だった」と自慢する。

 ヨルイチは「名前の由来にもなっている『市』を再現しよう」と2003(平成15)年から開催し、毎年約1万人の来場者でにぎわう。

 当日は、5つの月に映る5種のウサギを集める「手ぬぐいスタンプラリー」、和太鼓やパントマイムのショー、小学生のあんどん作品の展示など趣向を凝らした催しを繰り広げる。地元バンドが自主的に開く音楽ステージもある。

 開催時間は16時~21時。

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