
JA西東京(青梅市野上町)は、新たな特産物として新品種のジャガイモ「ドラゴンレッド」の同JAの成木農業者振興会に依頼して生産。6月から収穫を始め、7月から直売所で販売している。
同JA指導の下、17戸の農家が参加。3月に種芋120キロを植え付けた。獣害対策などに苦労しながらも、今年の収穫は1トン余りになる見込み。
ドラゴンレッドはアントシアニンを多く含み、揚げたり、スープにするとおいしく、ポテトサラダに使うと色味がきれいだという。同JAの松永重徳代表理事組合長は「ポテトフライにすると大変おいしい」と話す。
同振興会の山田敏夫会長は「青梅のワイン用のブドウ栽培とともに、成木の新たな特産物にしていきたい」と意気込みを見せる。
価格は1キロ360円。同JAのかすみ直売センター(青梅市新町)、グリーンセンター(梅郷)、小曽木経済店舗(小曽木)、古里経済店舗(奥多摩町小丹波)で販売するほか、JAタウン通販サイトでも扱う。