
羽村市農産物直売所(羽村市羽加美)で7月5日・6日、夏の風物詩「ほおずき市」が開かれ、鮮やかなオレンジ色に色付いたホオズキを買い求める人でにぎわった。
ほおずき市は、羽村市商業協同組合が夏の風物詩にしようと開催して今年で26回目になる。
当日は、高さ40センチほどのホオズキの鉢植え100鉢と朝顔100鉢を用意。それぞれ1,600円と1,700円で販売した。ホオズキにはオレンジ色と、これから色付く緑色の実がたくさんなり、訪れた人は鉢を見比べながらお気に入りの鉢を選んだ。
ホオズキは家内安全や商売繁盛などを願う縁起物とされる。同協同組合理事長の下田壮さんは「組合では正月にだるま市を開催し、夏のイベントとしてほおずき市を続けている」と話す。
会場には団子やかき氷の移動販売車も出店し、市を盛り上げた。