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JR武蔵五日市駅前に「フレア五日市」 秋川流域の交流拠点に

木のぬくもりを生かした開放的なデザインの「フレア五日市」

木のぬくもりを生かした開放的なデザインの「フレア五日市」

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 あきる野市の新拠点「フレア五日市」(あきる野市舘谷台)が7月1日、JR武蔵五日市駅前にオープンした。複合施設として機能し、市民の交流・休憩・体験の場としてまちの交流拠点になる一方、観光客の受け入れ拠点にもなる。

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 館内にはイベントや研修に使える貸しスペース、家族連れ向けのキッズコーナー、観光客も利用できるラウンジなど多様な空間を備え、地域住民から観光客まで多目的に利用できる。

 建物は、木のぬくもりを生かした開放的なデザインが特徴。ワークショップやイベントの開催のほか、観光や登山で武蔵五日市駅を訪れる人、サイクリングの途中の人、子ども連れなどが気軽に立ち寄れ休める場所として気軽に多目的に利用できる。

 1日には地元の小和田自治会が施設を借り、イベントを開催。はやしや盆踊り、講演などを開き、地域住民らが交流を深めた。

 1993(平成4)年に秋川市との合併前だった五日市町が秋川流域4市町村(秋川市、五日市町、日の出町、檜原村)による秋川流域の文化、観光・レクリエーションなどの拠点となる「秋川流域総合センター」の整備を目指し、同駅前の土地を取得した。だが、事業は進まなかった。2022年に就任した中嶋博幸あきる野市長の下で、2023年に早期活用を目指した「武蔵五日市駅前市有地活用計画」を策定。整備事業が加速し、完成した。

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