あきる野の園芸店「マルセン」(あきる野市雨間、TEL 042-558-0216)が今年も、観賞用のハスをおけで販売している。
毎年梅雨の時季、ハスを求める人でにぎわう同店。花は6月ぐらいから3カ月余り楽しめるという。
凛(りん)とした姿が魅力のハス。扱う品種は白い「真如蓮」、古代ハスの「大賀蓮」、「黄陽蓮」など10種類ほど。おけで販売するハスは1株~2株が植わったもので、底に大粒、中粒の赤玉を入れる。順に、鶏ふん、腐葉土、荒木田土、レンコン、荒木田土、小粒の赤玉を重ね、水を張っている。
おけの中にはサービスでメダカとメダカが卵を産み付けるホテイソウも入れ、ハスの下を泳ぐメダカも見られるようにした。荒木田土、小粒の赤玉は水をきれいにし、泳ぐメダカはボウフラよけになるという。
真島利明店長は「水を張っておけば冬越しも簡単。次の年も花が楽しめる」と話す。
価格は5,000円。大桶の2万円もある。営業時間は9時~18時。