JAあきがわ(あきる野市秋川3)が6月1日、即席みそ汁「のらぼう菜のお味噌(みそ)汁」の2024年製造分の販売を開始した。
兵庫県の食品工場に製造委託し、フリーズドライ製法で仕上げた同商品。大きめにカットしたのらぼう菜と油揚げがたくさん入ったみそ汁。2年前の発売以来、「のらぼう菜の風味がいい」と喜ばれている。商品袋の文字は坂本勇組合長が筆を握った。
のらぼう菜はアブラナ科の葉物野菜で、おひたしや炒め物などさまざまな調理法で食べられる。春の時季しか収穫できないことから、「通年で楽しめるものが欲しい」という声に応え、JA職員らが開発に取り組み完成させた。4月に収穫し、食品工場に搬入。風味を損なわないように米みそと麦みそのブレンドを使っている。
同JA地域振興課長の内倉浩支さんは「のらぼう菜を手軽に楽しめる商品。今年は2万食を製造した。この時季、毎日飲んでもらえるよう7個入りで販売している。地元の土産品に使う人もいる」と話す。
価格は7個入り840円。秋川ファーマーズセンター、五日市ファーマーズセンター「あいな」、日の出経済センター「ぐりむ」などで扱う。