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野菜いっぱいの冷凍ギョーザ「農餃」 羽村の生産者夫婦が商品化

冷凍ギョーザを販売する儀佳さん(左)と修典さん

冷凍ギョーザを販売する儀佳さん(左)と修典さん

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 羽村市羽加美の生産者・宮川修典さん・儀佳さん夫婦が昨年暮れから、羽村市農産物直売所(羽村市羽加美、TEL 042-579-5467)で冷凍ギョーザ「農餃(のうぎょう)」の販売を始めた。

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 販売開始から約2カ月で900パックを売ったギョーザは、自家農園で採れたキャベツ、長ネギ、ショウガをふんだんに使うほか、赤味80%の豚肉を使うなど素材にこだわる。もちもちの皮と具のバランスも「緻密に計算した」という。

 2人は以前から、農園で栽培する野菜を使って冷凍ギョーザを作りたいと思っていた。2022年、東京都の農業者向けの補助事業を活用し、ギョーザ製造機や冷凍ショーケースを整備。協力しながら試作を重ね、「理想」の冷凍ギョーザを完成させた。

 販売開始に合わせて、ユーチューブで冷凍ギョーザを使った焼きギョーザ、蒸しギョーザ、スープギョーザの作り方を配信。商品パッケージに動画のQRコードを載せ、レシピとして紹介している。

 価格は420円(12個入り)。今後、自然派やさい直売所「ベジ・ベジ」(同市羽東)でも販売を予定する。

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