JA西東京かすみ直売センター(青梅市新町)で1月8日、牛乳の割引販売が行われた。「東京牛乳」の1リットル、500ミリリットル、200ミリリットル入り紙パックが店頭に並び、買い求める人で盛況だった。
昨年末から年始にかけて、原料の生乳が大量に余って廃棄される懸念があると業界が予測を発表。需要喚起の動きが全国的に広がり、コンビニエンスストアなどが相次いで割引販売を実施した。JA全農(全国農業協同組合連合会)は「牛乳50%以上」のミルクティーを商品化するなど大量廃棄の事態を回避する努力がなされた。
JA西東京も一役買いたいと、地元の酪農家の生乳、協同乳業東京工場(日の出町)が製造する「東京牛乳」の割引販売が実現した。