立川観光コンベンション協会が10月6日、立川MICEのエクスカーション実証実験としてとして多摩川でSDGs体験ツアー「東京都の水源を学び守る!」を行った。
エクスカーションとは従来の見学会や説明を受けるタイプの視察とは異なり、訪れた場所で案内人の解説に耳を傾けながら参加者も意見を交わし、地域の自然や歴史、文化など、さまざまな学術的内容で専門家の解説を聞き、参加者も現地での体験や議論を行い社会資本に対する理解を深めていく「体験型の見学会」。
同協会は今年6月に設立され、海外からのMICE誘客に力を入れる。MICEとは企業の会議や研修旅行、国際機関・団体、学会などが行う国際会議、展示会などの総称。仕事で東京に訪れた海外からの来訪者に提供するエクスカーション体験を複数企画している。
実証実験では同じく都内でMICE誘致を行っているDMO東京丸の内、DMO GATEWAY 新品川、八王子観光コンベンション協会の他、東京都、東京観光財団、立川市やアウトドア企業などが参加。多摩川をラフティングで下りながらリバークリーンを行い、世界に誇る東京の水道、水源林の保全活動などを学んだ。
今後、各団体でエクスカーションとしての企画としての実現化を目指していく。