銘酒「澤乃井」を醸造する小澤酒造(青梅市沢井)が4月に行われた「令和元酒造年度 全国新酒鑑評会」で入賞を果たした。
同鑑評会は、令和元酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、清酒の品質や製造技術の向上を図り、国民の清酒に対する認識を高めることを目的として行われる。明治44年から現在も続いている、清酒の全国規模での鑑評会である。
今年の出品点数は850点。4月22日~24日に審査が行われ433点が優秀と認められた。同酒造は2015(平成27)年に金賞を受賞しているが、今年の金賞酒は新型コロナウイルス感染拡大防止による決審査中止に伴い、選定されなかった。