檜原村が地域おこし協力隊の受け入れを始めて5年目で隊員の数が通算10人になったことを一つの区切りとし、記念誌「ヒノハラビト」がこのほど発行された。記念誌を通じて活動を知ってもらうのが狙い。
地域おこし協力隊は国が定めた制度で、人口減少や高齢化が深化する自治体で地域外の人を受け入れ、地域活動に積極的に参加してもらうことで課題解決につなげようというもの。村では2015(平成27)年に協力隊の採用を開始。現在4人が活動中だが、3年の任期を終了した6人も村にとどまり、全員が村内で就労・起業している。
記念誌では歴代の隊員人を紹介。それぞれの活動テーマを「○○な人」というタイトルで表し、日頃考えていることや村に来たきっかけなどを現役隊員が取材してまとめた。掲載写真の撮影や紙面のレイアウトも隊員自ら手掛けた。体裁はA4判、22ページ。
冊子は印刷部数が少ないため一般配布していないが、村のホームページで内容を公開している。