手作りのおむすびを販売するおむすび専門店「OMUSUBIYA(おむすびや) らんか」(あきる野市秋川、TEL 080-7940-9925)が3月1日、オープンした。
飲食店3店を経営する清水るみさんが開いた同店。これまで職人などの利用客から「都心へ仕事に出る際、早朝のため食べる所がなく、しょうがなくコンビニで済ませている」という声を多く聞いてきた。「そんな人たちに、手作りでおいしい朝食が出せれば」と同店のオープンを決めた。
そのためオープンは朝5時。米選びもJA職員からアドバイスを受け、栃木のコシヒカリを使用。しっかり握り込んだおむすびは重量がある。手作りにこだわるメニューは焼きジャケ、昆布などのむすび10種類以上(各150円~)。中でも、「なんばん」「梅干し」は、山梨にある実家で評判が広がり大量生産している自家製のものを使っているという。
テークアウトのほか、握りたては店内で食べることもできる。他にも東京牧場(檜原村)の烏骨鶏の卵を使った卵かけご飯(350円)や唐揚げ(50円)、みそ汁(130円)なども。清水さんは「すでにリピーターも多く、初めてのお客さまも多い。早朝から働く人に、おいしいおにぎりをぜひ味わってほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は5時~15時。イベントや子ども会などのおむすび弁当も予算に応じて受け付ける。