自然観察などを展開する市民サークル「幾代会」が3月12日、青梅の梅の公園と梅の里の再生を願ったひな人形展を見学する「梅の里ひな人形巡りと玉堂美術館のツアー」を開催する。
青梅市の梅郷エリアでは「ウメ輪紋(りんもん)ウイルス」が確認され、感染された梅の木はウイルスを治す薬がないことから2014年、1700本が全て伐採された。昨年、国の許可を得て、一部の限られた地域に条件付きで新たに梅の木を植えることとなり、梅の木再生のために地域が一丸となって動き出している。3月には農地にも2000本の梅の木が植えられるという。同会は梅の開花時期に合わせ行われる吉野梅郷梅まつりを盛り上げようと同ツアーを企画した。
当日は、10時にJR日向和田駅前に集合し、15時にJR御嶽駅で解散予定。ツアーのコースは、天澤院、青梅市梅の公園、中道梅園、即清寺(ひな飾り見学)、手打ちうどんさぬき(昼食)、「いもうとや」でひな飾り見学、玉堂美術館見学。
参加費は1人=2,000円(昼食・玉堂美術館入館料・バス・保険代・ガイド料等含む)。定員は15人。申し込み締め切り2月27日(定員になり次第締め切り)。