羽村市の根がらみ前水田（羽村市羽加美）で9月25日、人間がかかしに扮（ふん）する「人間かかしコンテスト」が開かれる。

　市内唯一の水田でもある同所では田植えが始まる前の春、64品種約40万球ものチューリップ球根が植栽され、一面を色鮮やかなチューリップが埋め尽くす。田植えが行われ、収穫前の稲穂がなる季節に、今年2回目となる同コンテストを開く。

　当日は、子どもたちの作ったかかしに囲まれ、思い思いに仮装、扮装（ふんそう）した「人間かかし」が立つ。昨年も一風変わった秋の風景を撮影しようと、プロアマ問わずカメラ愛好家も多く訪れていた。今年はドローンを使い、上空からの撮影も行う。

　スタッフは「ばかな人が、ばかなことを考えて、ばかをやる。新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで、自分を表現してみては」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は14時～17時。見物は無料。出場費用は１組2千円。出場者は雄姿の写真プリントと、水田で採れた新米、
人間かかしオリジナルLINEスタンプ、来年春のチューリップまつりのオーナー権１口をもらえる。