青梅の吉野梅郷エリアで3月6日~27日、「梅の里再生まつり」が開催される。
「梅の里」と呼ばれる同エリアは、JR青梅線・日向和田駅~二俣尾駅にわたる多摩川沿いの南側にある。
これまで、「全国の梅の名所ランキング」(日本経済新聞社)で1位を獲得したほか、毎年約80種1200本の梅が咲き誇り多くの行楽客が訪れるなどしたが、2009年、同エリアで「プラムポックスウィルス」に感染している梅の木が見つかり、農水省、東京都などの指導で一斉防除を行ったが改善されず、2014年5月、「青梅市梅の公園」の梅の木は全伐採された。
季節の花々なども楽しめ観光スポットも多く点在する同地域の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、青梅市、青梅市観光協会、吉野梅郷観光協会、商店会、地元の若者有志でつくるグループなどが一体となり今年、「甦れ!梅、香る吉野梅郷へ」をテーマに「梅の里再生市民まつり」と題して、さまざまなイベントを展開する。
梅の公園では3月6日、大きな梅の花の「モザイクアート」お披露目、地元グルメ「梅郷そば」のミステリーイベント、地元野菜や各店のグルメが楽しめる「プチマルシェ」を開く。
神代橋通りでは3月13日、「梅の里再生市民まつり」を開き、パレード、高円寺阿波踊り、民謡踊り、おはやし、和太鼓、獅子舞などで祭りを盛り上げる。3月20日は梅の公園で、新開発の「梅郷スイーツ」完成披露イベントを開き、数量限定の試食会を行う。
3月19日は「歴史文学探訪ハイク」、3月15日~3月18日は「春の散策ガイドウォーク」を行う。共に要事前予約。予約、問い合わせは青梅市観光協会(TEL 0428-24-2481)まで。