あきる野市出身の小林莉子さん(19)がこのほど、女子競輪の「第1回ガールズグランプリ」に輝いた。
昨年12月28日、京王閣競輪(調布市)で開かれた、1年を締めくくるグランプリ戦で優勝賞金500万円を懸けて争い、先を走っていた加瀬加奈子さん(32)を追い抜き、見事優勝。初代クイーンに輝いた。
女子競輪は昨年7月、「ガールズケイリン」の愛称で48年ぶりに復活した。7月のオープニング大会でも小林さんが優勝している。
小林さんは東秋留小学校、東海大菅生高校中等部・高校でソフトボール部に所属し活躍。小中学校では外野、高校では捕手として活躍した。高校時代、女子競輪選手を目指す合宿に参加し、その抜群の運動能力が協会の目に止まり、JCFジュニア強化指定選手に選ばれた。卒業後、ガールズケイリン1期生としてトレーニングを続け、デビュー。通算成績は31戦8勝。