福生市の情報発信ブログ「限りなくアメリカに近い福生」の管理人が8月に販売を開始したご当地Tシャツ「福生まれTシャツ」が話題を呼んでいる。
管理者の「UNDER HEAD(アンダーヘッド)」の2人は7年間にわたり、福生をブログで紹介。ユーモアあふれるリポートが人気となり昨年、同市から感謝状も贈られた。
「ブログが福生をPRするためのデジタルツールだとすれば、福生を面白おかしくPRできるアナログツールを」と2人はご当地Tシャツを企画。「R25」や「Brutus」などを手掛ける人気イラストレーター・浦野周平さんや地元企業などが趣旨に賛同し完成した。
Tシャツには、福生の米軍ハウスの庭でバーベキューを楽しむ3人が描かれている。3人は福生に暮らす幼なじみという設定。車のナンバーの「2996」も「福来る」「不苦労」など、「Tシャツを着る人に少しでも福が生まれるように」と随所に思いを込めた。
「イベント時やお土産として人気のご当地Tシャツは普段着として着られない作りやデザインがほとんど。福生まれTシャツは普段着としても着られるように、さりげない地名PRやシルエット、生地感にもこだわった」と2人。発売2週間で200枚が売れ、テレビ番組「アド街ック天国」でも福生の新名物として紹介された。
価格は3,990円。セレクトショップ「Fussa General Store」(福生市牛浜)とインターネットで購入できる。Tシャツにはかつて「縁起が良い」としてブームを呼んだ、福生の名前入り電車の切符もリメークで、おまけに付く。