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青梅産ブドウを使ったワイン、新名称は「Danke」 公募217点から決定

JA西東京かすみ直売センターに並んだ赤ワイン「Danke」

JA西東京かすみ直売センターに並んだ赤ワイン「Danke」

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 青梅市は8月1日、新名称を公募していた青梅産ブドウのワイン名が「Danke(ダンケ)」に決定したと発表した。8月7日からJA西東京の直売センターなどで売り出される赤ワインから使われる。

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  217点の応募作品から決めたもので、Dankeはドイツ語で「ありがとう」を意味する。青梅市内在住で命名者の増子愛さんは「毎年、ブドウの収穫に携わっていることへの感謝の気持ちがあり、ありがとうの意味のDankeにした」と話す。

 従来の商品は、姉妹都市である独ボッパルト市から贈られたブドウの苗木を青梅市自立センターや成木農業者振興会が大切に育て、収穫したブドウはワインとして醸造。1999(平成11)年から「ボッパルトの雫」の名称で、市内で販売してきた。

 名称変更は国税庁が定める「果実酒等の製法品質表示基準」に基づき行ったもの。基準ではワイン名称に地名を入れる際には、地名が示す範囲内にブドウ収穫地(85%以上使用)っまたは醸造地がなければならない。ボッパルト市内で生産されたブドウではなく、同市内の醸造所で醸造されたワインでもないことから、「ボッパルト」の地名は入れることができない旨の指導を受けていた。

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