
福生市・羽村市を放送エリアとするコミュニティー放送局「Hello FM」の開局を目指すradio234(福生市福生)が開局に向け総務省関東総合通信局に免許の申請を行い、6月2日に受理された。
「地域の人とのつながりをもっと広げたい」と社長の原恭子さんが、渡邊寛子さんら仲間たちと思案を巡らせ、FM局開局の夢を描いたのが8年ほど前。「生活に直結する身近な情報を集め、地域の人がつながる場を創出し、まちを元気にしたい。防災面や万一の非常時の際にも役立つ新しいメディアを作りたい」と奔走してきた。
開局に向け、福生市内に設けるスタジオ施設がまもなく完了。6月1日にはパーソナリティーの募集も始めた。
同局は今夏開局予定だったが、放送エリア内の詳細の電波調査を行う必要があることから、秋に延期した。11月の開局を目指す。
原さんは「延期になった分の期間に、さらにまちの隅々を回り、より多くの皆さんに『Hello FM』を知ってもらうよう努めたい」と意気込みを見せる。