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春の味・あきる野の特産物「のらぼう菜」出荷 JAあきがわ直売所に並ぶ

春の訪れとともに収穫が増すのらぼう(五日市ファーマーズセンター「あいな」で)

春の訪れとともに収穫が増すのらぼう(五日市ファーマーズセンター「あいな」で)

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 今冬の寒さで収穫がやや遅れていた、あきる野の特産物「のらぼう菜」が市場に出回り始め、JAあきがわの秋川ファーマーズセンター(あきる野市二宮)、五日市ファーマーズセンター「あいな」(高尾)では、春の味を求めて手にする人が目立っている。

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 のらぼう菜はアブラナ科で、東京、神奈川、埼玉の一部地域に江戸時代から伝わる伝統野菜。近年では関東一円、東北地方でも栽培が本格化している。五日市地区には「のらぼう菜」の碑があり、「本家本元の地」をアピールする。

 柔らかい茎にほのかな甘みがあるのが特徴で、100グラム当たりのビタミンCがホウレンソウやイチゴの約2.8倍と豊富。ベーコン炒めやパスタのほか、サラダなど生でも食べられる。

 同センター長の内倉浩支さんは「シャキッとした外側と中身の柔らかさの食感が良く、口に広がる甘みがおいしい。お彼岸に向けて収穫量はさらに増え、皆さんに旬を存分に味わってもらえる」と話す。

 5月上旬まで出回る見込み。

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