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「みずほエコパーク」の原種シクラメンが開花 新名所に

毎年、植栽エリアが広がっている原種シクラメン(写真提供=JAにしたま)

毎年、植栽エリアが広がっている原種シクラメン(写真提供=JAにしたま)

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 シクラメンの生産量が都内随一を誇る瑞穂町にある「みずほエコパーク」(瑞穂町箱根ヶ崎)で10月中頃、原種シクラメンが開花した。

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 「原種シクラメンを園内で群生させ、町に新たな名所をつくりたい」という生産者の発案により、2020年秋に植栽が始まった。植栽作業には生産者や町職員、JAにしたま、西多摩農業改良普及センターの職員らが参加した。

 今年は新たに約30平方メートルの植栽地に、共に欧州原産の「ヘデリフォリウム」「コウム」のほか、初めて中近東・地中海原産の「ペルシカム」を計4200株植えた。植栽エリアは年々広がっており、自由に見学できる。

 現在、可憐な花を付けているのは昨年植えた花弁に突起がある「ヘデリフォリウム」。開花はもう少し続きそうだという。冬になると「コウム」が、春先には「ペルシカム」が開花を迎える。

 同JAの坂本茉美さんは「これだけ大きな規模で植栽された原種シクラメンを見られる場所は珍しい。エコパークを訪れた際は立ち寄って見てほしい」と話す。

 開園時間は6時~19時。入園無料。

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