「青梅宿懐古自動車同窓会」が11月16日、TCNスポーツパーク永山（青梅市本町）で開催される。首都圏を中心に関東甲信越から旧車およそ130台が勢ぞろいする。

　イベントは1996（平成8）年ごろから「青梅宿アートフェスティバル」の一環で開催してきた。

　同会代表を7年前から務めるのが青梅市新町在住の松永栄さん。子どもの時から車が大好きで、美大卒業後、日野自動車のデザイン部門に勤めた。

　仕事は正に天職。車好きに拍車がかかり、これまで購入した車は40台を超える。テレビ番組『おぎやはぎの愛車遍歴』にも出演した」という。　現在は初代シルビアやコスモスポーツ、トヨタスポーツ800など旧車4台がガレージと庭を占拠する。

　当日はこうしたマニア自慢の車が同スポーツパークいっぱいに並び、所有者の説明が聞ける。会場のあちこちで車談義に花が咲く。また、昭和の名車が列をなして青梅市街を走行、同フェスティバルを彩る。

　松永さんは「車が人生を豊かにしてくれた。多くの人との交流の機会をくれる趣味。青梅宿懐古自動車同窓会を見に来ほしい」と呼びかける。