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ネーミングライツで「S&D福生中央図書館」へ 市営競技場に次ぎ2例目

協定書締結式に臨んだ加藤市長(左)と田村社長

協定書締結式に臨んだ加藤市長(左)と田村社長

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 福生市とS&D多摩ホールディングス(立川市)は8月29日、1月にリニューアルオープンした福生市中央図書館のネーミングライツ協定書を締結した。9月1日~2027年8月31日の3年間、「S&Dたまぐー福生中央図書館」の名称を使う。命名権料は年間100万円。

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 福生市では2019年までにネーミングライツに関する指針を策定し、市の文化施設やスポーツ施設等の愛称を定める権利を募集する制度を導入。2020年4月に初めて同市営競技場のネーミングライツ協定をS&D多摩ホールディングスと結び、「S&Dフィールド」として市民に親しまれている。今回は2例目になる。

 同制度により得た収入は施設の持続的な管理・運営等に充て、施設利用者に対するサービスの向上に役立てる。

 同館で行われた協定書締結式には加藤育男市長と同社の田村勝彦社長らが出席し、図書館行政の充実と発展を願った。

「S&D」は、同社創業者の田村利一さんが地域貢献することを約束し掲げた理念「誠実努力」の頭文字が由来。ネーミングライツの取得はこの理念を具現化するもので、同社は青梅市の市民交流施設や羽村市の公園でも命名権を取得している。

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