青梅市とコンビニ大手のローソンは10月、買い物の不便さの軽減を目的とした「買い物環境向上に対する連携協定」を締結した。市役所で締結式と移動販売車出発式が行われ、食料を積んだ移動販売車が市役所から成木市民センターに出発した。
締結式では浜中啓一市長とローソン村瀬達也事業サポート本部長が協定書を取り交わした。ローソンからは東青梅4丁目店オーナーの齋藤均・洋子夫妻ら13人が出席。同協定は、店が少なく買い物が不便な地域でローソンが定期的に移動販売することで、市民が便利に買い物できるように取り組むと定めたもの。市は移動販売の地域の選定、販売場所の確保などの調整を行う。
移動販売は先月18日、本格的に開始。齋藤夫妻が運転する移動販売車が10時、東青梅4丁目店から成木の8カ所の自治会館と同市民センターなど合わせて10カ所へ食料品を積んで出発した。
販売車では、冷蔵から常温まで4温度帯で商品管理されている。販売車の簡易レジスターで発行されるレシートは全店共通のポイントとして加算される。