福生市営野球場(福生市牛浜)で12月11日、「2016ブラインドサッカーファンフェスタin福生」が開かれる。
パラリンピックでも注目される種目の一つ「ブラインドサッカー」。情報の8割ほどを得ているという視覚を閉じた状態で行い、視覚障がい者と健常者が力を合わせてプレーするため、音と声のコミュニケーションが重要視されるスポーツだ。
ボールは、転がると音の出るフットサルボールと同じ大きさのものを使用。敵陣のゴールの裏に、「ガイド(コーラー)」と呼ばれる役割の人が立ち、攻めている場面でゴールの位置や距離、角度、シュートのタイミングなどを声で伝える。ゴールキーパーは目の見える人が務め、守りについて全盲の選手に声で指示を出しながら行う。
福生市では2010年度からブラインドサッカーの関東リーグ誘致や開催にあわせたイベントを行い、多くの人に観戦やボランティア、体験などの機会をつくってきた。当日は、日本代表選手も出場予定で、ワールドクラスのプレーを間近で見られるという。
会場では「ブラインドサッカー体験」や、フライングディスクを使ったスポーツ「ドッヂビー体験」なども行い、福生市のご当地グルメ「福生ドッグ」も出店する。
開催時間は10時~17時。入場無料。問い合わせは福生市教育部スポーツ推進課(TEL 042-552-5511)まで。