ケヅメリクガメの保護活動に取り組む丸山ケヅメリクガメ生態研究所(あきる野市雨間)のリクガメ2頭が10月6日、弥生保育園(福生市加美平)へ丸山久雄所長と共に出張した。
同研究所は24頭のリグガメの保護を行う牧場も運営。「愛らしいリクガメに実際に触れてもらい、動物愛護の気持ちをより多くの人に知ってもらいたい」と保育施設や福祉施設、地域へのイベントへの出張サービスを正式に始めた。
園児92人を対象に行われた触れあい会は、前日から「大きなカメが来る」と園児の間で話題となり、当日は興奮した様子で歓声が沸いた。津島一夫園長は「知人の紹介で実現したが、園児たちにとって大変貴重な体験ができたと思う。自然保護の気持ちが育ってもらえれば」と期待を寄せた。丸山所長は「リクガメを見て興奮気味に見せる、子どもたちの笑顔が何よりうれしい」と顔をほころばせる。
同研究所では引き続き出張サービスを行っていく予定だ。