あきる野市は今夏の電力不足に対応するため、本庁舎で国対策に5%上乗せした前年比20%、公民館や体育館など市関連施設で同じく15%、それぞれ削減する節電対策をまとめた。
本庁舎では間引き、使用に応じた点灯、消灯で照明を前年比60%削減。エレベーターの使用台数を半減し、冷房設定温度を28℃とし、クールビズを前年の9月30日から10月31日までに延長する。
OA機器の使用は昼休み中からピーク時間帯の14時~15時の使用は原則禁止。日中の電力使用量を抑えるため、空調設備電源の13時~15時のピークカットを16時まで延長する。ノー残業デーも、これまでの木曜日に火曜日を加える。
なお、市の4月の本庁舎、秋川体育館、秋川キララホールなど市公共施設の電力使用量は計22万5377キロワットで、前年比36%減に達している。