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あきる野に古民家茶寮「五日市壱番館」 まちづくりの拠点に

和紙のワークショップの様子

和紙のワークショップの様子

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 あきる野に8月21日、古民家茶寮「五日市壱番館」(あきる野市五日市1)がオープンした。運営は五日市ごえん分校。オープニングセレモニーには、6月~7月に実施したクラウドファンディングでの高額支援者や澤井敏和市長、宮林徹前市教育長ら約60人が招待された。

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 五日市ごえん分校の田中龍樹社長はこれまで活動してきた約2年間を振り返りながら、「ここから改めて『ごえん分校』がスタートする。ここを拠点にして、地域の発展、若い人材育成のために精いっぱい頑張っていきたい」とあいさつ。来賓の澤井市長は「市としても皆さま方と一緒になって活性化に向け、まちづくりを行っていきたい」と話した。

 同施設は大きく3つのスペースから成る。1階西側では、きれ屋がオリジナル手拭いなどを販売。1階東側ではTreeToGreen(渋谷区)が観光客向けに喫茶店と着付け体験、木工体験、和紙作り体験、ツアー体験などを提供する「体験茶屋」を運営する。TreeToGreenの青野社長は「インバウンド客に来てもらいたい。旅行会社と組みプランに入れ込んでもらえるよう努力している。東京都心から訪れる30~40代の女性をターゲットとしていく。そうした環境を作ったうえで地元の方々を引き込めれば」と希望を膨らませている。

 2階は貸しスペースで、イベントや稽古事などに活用される予定。

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