菓子・料理教室「Twinkle(読みがな)」(あきる野市草花)で6月8日から、「練り切りアート」講座を開講する。
講座は全6回。1000年以上の歴史を持つ伝統文化である和菓子の中でも、「上生菓子」と呼ばれる「練り切り」に特化し、着色の仕方や細工棒のさまざまな使い方、型抜きの仕方、伸ばし方など、細工棒で日本の四季や伝統文化を表現する方法を学ぶ。
同教室主宰の鮫島美穂さんは、西多摩の地域誌「街プレ」で毎号レシピを掲載し、教室では料理の見た目の美しさやおいしさにこだわり指導しているという。
「和菓子は買う物と思っている人も多いと思うが、順を追って学ぶことで、初心者でもまるで店に並んでいるような美しい和菓子を手作りできる」と鮫島さん。
「簡単そうに見える作業にも先人の知恵がたくさん詰まっている。手軽さや見た目も大切だが、長い歴史を持つ和菓子の伝統技術や背景、繊細さも体験してもらえれば」と話す。
6月は8日、10日、15日、17日に開講。時間は10時~12時。受講料は各3500円(抹茶と練り切りの試食付き)。