檜原村を拠点に森林整備に従事する東京チェンソーズ(檜原村、TEL042-588-5613)が2月1日、自分の木を持つことで森づくりにつながる「東京美林倶楽部」の現地見学会を行った。
1人3本の苗木を植えて育てるプロジェクト。植栽から30年かけて下刈りや枝打ちなどを手がけ森林を育てていく。25年以降に間伐をし、2本の木を家具や玩具など希望の用途に加工。残った1本が次世代の森になる。昨年11月から募集を始めた。会員になると贈られる会員証もこのほど完成。檜原産のヒノキで作った卵の形をしたもの。スタッフの福島理可さんがデザインした。
この日は、午前・午後の部に分かれて約50人が参加。植栽を見る予定だった現地の山に雪が残っていたため、将来をイメージしたイラストでの説明を行った。
植栽は4月25~27日の3日間行われる。スプーンかバターナイフをつくる木工、周辺での写真散歩なども予定する。倶楽部は会員制で1口5万円(30年契約)。年会費1,000円。