あきる野市内2カ所でリクガメの牧場を運営する丸山ケヅメリクガメ生態研究所のグレート君が9月16日に放送される、テレビ番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」(テレビ東京系)でとり上げられる。
今年39歳になるケヅメリクガメのグレート君は1日にキャベツ20個を食べる大食漢。番組では300キロのキャベツがどれくらいの時間で完食するかを紹介する。
リクガメは昨今のペットブームで愛好家も多く、価格も安いため安易に購入する人も多い。しかし大型種のゾウガメやケヅメリクガメは数年で50センチに成長し、グレート君同様、食事量も多いため途中で飼育放棄し捨ててしまう人も多いという。
サラリーマンだった同所の丸山所長は伊豆アンディランドでゾウガメと出合い魅了され11年前、同所を設立。捨てられ保護されたケヅメリクガメの保護活動を行うため運営している牧場の本格運営に乗り出した。現在は講演会や各地の祭りへの出演の他、東日本復興支援イベントなどに積極的にも参加している。
「リクガメにはすごい魅力がある。だが飼う前にはスペースや餌の問題も含め、一生飼育できるか考えてほしい」と訴える丸山所長。10月6日に福生市内の保育園のイベントに参加することも決まり「リクガメは子どもにも人気が高いので、イベントへの参加などはぜひ気軽に声を掛けてほしい」とも話している。