「第2回多摩げた食の祭典・大多摩B級グルメ」が5月25日・26日、東京サマーランドファミリーパーク(あきる野市上代継白岩)で開催され、両日合わせて延べ3万人の来場者でにぎわった。主催は大多摩観光連盟。
同連盟が多摩地域で今年開催される国体を前に、食と観光を全国に発信することを目的に企画した。加盟する4市3町3村から創作メニュー19品、新たに新設されたカレー部門に11品が集まった。
来場者はB級グルメのオーダー1品につき投票券(専用メダル)1枚を受け取り、気に入ったメニューに投票。最終日に2日間の集計が行われグランプリが発表された。
集計は投票メダルの重さで決定。グランプリには、あきる野市観光協会五日市支部青年部が出店した「だんべぇ汁」(1万4175グラム)が輝いた。だんべぇ汁は同市で18年続いた「秋川渓谷自然人レース」で選手らへ振る舞われていた品。名前は「喰ってけよー」「うまいだんべぇー」という同市に伝わる五日市弁に由来するという。2位には公募店枠から出店した青梅の「ライスメンチ」(1万グラム)が。3位には昨年も2位に入賞した小菅村の特産・ヤマメの稚魚を使った「よちよちヤマメ空揚げ」(7800グラム)が入賞した。
カレー部門ではグランプリに青梅市の「濃厚ブラックカレー焼きそば」(5075グラム)が輝いた。2位にはあきる野市の「あきる野色旨汁カレーパン~のらぼう菜入」(5000グラム)が、3位には羽村市の「ツイストポテト」(4775グラム)が、それぞれ入賞した。