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福生「石川酒造」、復刻ラベルで義援金-福島のボランティア拠点へ贈る

義援金を手渡す石川さん

義援金を手渡す石川さん

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 石川酒造(福生市熊川)は4月30日、同社敷地内の新蔵で福島大学災害ボランティアセンターへの義援金贈呈式を行った。

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 今年で創業150周年を迎える同酒造は昨年10月、創業銘柄「八重桜」の復刻ラベル「たまの八重桜」を発売。今年2月、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2013」で金賞を受賞した。同社では、「たまの八重桜」の売り上げ1リットルにつき24円を同センターへの義援金として寄付することを決めた。

 同センターは震災以降、全国各地でボランティア活動を行ってきた福島大学の学生や同大避難所スタッフなどが中心となり設立。避難所の支援や、義援金を集めるためのフリーマーケット、ボランティアスタッフの人員派遣、保育園の支援などを行っている。

 「当主と楽しむ八重桜の会」に合わせ行われた贈呈式では、同センターのスタッフがDVDなどでがれき処理の進まない現地の状況や活動内容などを報告。同社の石川太郎社長が、昨年10月~今年3月に集まった義援金20万2,687円を贈呈した。

 「送ったお金の使い方が具体的にわかり、反応もダイレクトなので寄付した甲斐がある」と石川さん。「自分の目の黒いうちは」と今後も寄付を継続していく予定だ。

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