羽村市と山梨県北杜市の産業交流事業として2月24日、「羽（は）～杜（と）プロジェクト」が始動した。

　両市の強みを生かした地域間交流で、両地域の産業活性化を目指し実施される同プロジェクト。姉妹都市 両市、両地域商工会では昨年度から定期的な意見交換や視察などを行ってきた。コラボレーション商品の開発や事業所同士の連携、新たな価値の創造を促進するとして、取り組みを広めていく考え。、プロジェクト名には羽村市の「羽」、北杜市の「杜」を用い、ハートのシンボルも掛け合わせ「羽～杜プロジェクト」として展開する。

　北杜市の大豆飲料を使い、羽村市の2店舗のパン製造事業社が新商品を開発。「寿屋ベーカリー」（羽村市栄町）は「羽～杜白パン」を、「リーベン・ブロート」（羽村市五ノ神）は「羽～杜ベーグル」をそれぞれ商品化した。また、米を使い羽村市の飲食店「和DINING 東風縁」（羽村市小作台）は一口アメリカンドッグ「羽～杜ヴィッツ」を開発した。

　羽村市では同市の商品券「にぎわい商品券」で1,000円以上買い物した客に、コラボレーション商品を進呈（3月10まで）。同30日から行われる「はむら花と水のまつり」などでも商品を販売する。問い合せは羽村市産業環境部産業課経済対策係まで。