青梅を中心に若手事業家らが集まった「K’プロジェクト」のメンバー20人が7月30日、福島県新地町の福田小学校、福田保育所で行われた「福田祭り」に参加し、模擬店出店や、絵本の寄付、和太鼓演奏などで祭りを盛り上げた。
今年4月、メンバーが東北を回った際、物資が不足していた同所の存在を知った。海から車で数分の場所。甚大な被害に遭った地域の一つだったが、地元のPTAらは「子どもたちに笑顔を」と同祭りを企画していた。その趣旨に賛同しメンバーは7月19日、荒天の中、チャリティーゴルフコンペを開催。絵本の寄付を参加条件とし、約300冊をが集めまった。
当日は、メンバーが会場で絵本を配布。児童や保護者、保育士らが詰めかけ、満面の笑みで絵本を選んだ。祭りを主催した丸田和弘さんは「こんな時だからこそと今年初めて開催したが、遠方の青梅の皆さんとご縁があり、素晴らしい応援を頂き本当にうれしい」と笑顔で話した。その後、同行した青梅の和太鼓パフォーマンス集団「和jin」がステージに上がり、熱気あふれる演奏を披露し会場を沸かせた。
同プロジェクト代表の小山さんは「台風が近づく中、ゴルフコンペに集まっていただいた100人近くの参加者のおかげ。絵本で子どもたちに笑顔を届けることができて本当に良かった」と振り返る。