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奥多摩の工房で中学生が創作体験-「アート・クラフトフェス」の一環で

沈金に挑戦する古里中3年生

沈金に挑戦する古里中3年生

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 9月に開催される「第3回奥多摩アート・クラフトフェスティバル」の一環で中学生が陶芸や漆芸、木工を体験するワークショップが7月15日、イベントに参加する作家の工房で行われた。奥多摩町立古里中の3年生22人が創作の楽しさを味わった。

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 同フェスは、奥多摩町内で創作活動を行う30人ほどの作家が、工房を開放し、作品公開を通じて、自然と生活、創造が一体となった奥多摩の地域力を発信していくもの。ワークショップは小中学生にその息吹を感じてもらい、地域理解を深める狙いがある。

 生徒たちは3班に分かれ、同町海沢で漆芸工房・亥を構える白井健治さん、同町白丸で渓山窯を開く加藤隆司さん、青梅市御岳本町で木工房ニレギャラリーを営む小山勲さんを訪ね、作品作りに挑んだ。このうち亥では、漆塗りの盆を鉄筆で削りながら絵を描き、金粉を載せる沈金に挑んだ。生徒たちは下絵を描くときも、鉄筆で削るときも真剣なまなざしで挑んでいた。作品は同フェス開催に合わせて、同街川井のせせらぎの里美術館で展示する。

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