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青梅小水力発電プロジェクト、節電発電コンテストで優秀賞受賞

らせん式で羽が多い青梅小水力発電

らせん式で羽が多い青梅小水力発電

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 節電や発電のアイデアを募るコンテスト「節電・発電大賞」(京都SEINEN団主催)発電部門で「青梅小水力発電プロジェクト」が優秀賞に輝いた。

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 10月21日に京都商工会議所で行われた表彰式には、設計・製作でリーダー役を果たした町田隆さん(町田鉄工所)が出席した。

 原発事故以来、電力の安定供給が課題となる中、安価で効率が良い環境に配慮した発電システムの開発、自然エネルギーの導入などが急務となっている。コンテストは一般から優秀なアイデアを募り、電力危機を乗り越え、世界に日本の底力を示そうというもの。経済産業省、京都府、京都市などが後援した。

 節電・省エネ、発電、エネルギー政策提言の3部門で募集が行われ、全国から計368点の応募があった。審査は環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長らが務め、3部門それぞれで大賞、優秀賞などを選考した。

 「青梅小水力発電プロジェクト」は、河川の水を溜めること無く流れをそのまま利用する発電。一般河川、農業用水などの流れでらせん式水車を回し、電気を得る。同プロジェクトでは従来に比べ水車の羽の枚数を増やすなどの工夫を施し、少量の水でより大きな電気が得られるようにした。

 町田さんは「電気も地産地消の時代になる。今後も研究・改良を重ね、その一翼を担いたい」と意気込みを見せる。 

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