瑞穂町の耕心館(瑞穂町、TEL 042-568-1505)で9月5日、重陽の節句の季節に合わせ今年初めて「瑞穂のパッチワーク展」が開催される。
旧暦の9月9日は五節句の一つである重陽の節句。菊の節句とも呼ばれ、菊の花を用いて邪気を払い長寿を願う。同日は現在の10月にあたり、田畑の収穫も行われるころで、農山村では「栗(クリ)の節句」とも呼び収穫を祝ったとも伝えられている。
同展の目玉は同町一大きいと予定されるパッチワーク。JAにしたま瑞穂女性部のキルトサークルのメンバーがそれぞれ、20センチ四方のピースに、瑞穂で収穫できる農作物や菊の花などを縫い上げ、つなぎ合わせて大きなキルトにする。その他にも立体的なカボチャやリンゴ、豆や梨、実際の枝に飾り付けられた柿の実などの作品展示も予定。
同館担当者は「芸術の秋、食欲の秋にぴったりの、今回が初めての企画。ぜひ多くの方にお越しいただければ」と呼び掛けている。
開催時間は10時~17時。入場無料。9月12日まで。