小動物販売の老舗「青梅ペット」(青梅市東青梅、TEL 0428-23-5562)の店先で現在、金魚が涼しげに水槽の中を泳ぎまわっている。
同店は1年を通して金魚を扱っている市内でも数少ない店。市内を走る豊岡街道に面した店先の8個ほどの水槽には出目金、和金はじめ大小、種類、彩りなどさまざまな金魚が100尾ほど泳いでいる。
1972(昭和47)年、現在の店主・清水伸之さん(47)の父の健治さん、母の寿々子さんがJR青梅駅前のデパート「長崎屋」の屋上で開業。長崎屋の閉店により今の場所に移転し、現在は母親と伸之さんが店を切り盛りする。
店内の水槽には大型で高級な琉金(1万6,800円)やチャリコ、平均1,000円以下の赤と白のコメット、3色ふ入りの朱文金などがゆらゆらと尾びれを動かしている。ほかの水槽や水がめではヒメダカ(30円)、黒メダカ(80円)、青メダカが元気よく泳ぐ。
金魚のほかにも小鳥類、リス、ハムスター、モルモット、ウサギ、フクロウなどの小動物が多数店頭に並ぶ。ペットと上手に付き合うこつについて、清水店主は「話し掛けることと、こまめに面倒を見ることが大事。警戒心がなくなれば、コミュニュケーションが生まれる」と話す。
営業時間は10時~18時。水曜定休。