青梅警察署と青梅市交通安全協会などが主催する春の全国交通安全運動講習会が3月29日、霞共益会館(青梅市野上町2)で開催された。ダイハツ東京販売(中央区)とアクセルオート(青梅市)が協力した。
当日は、地域住民ら70人余りが安全意識を確認する講習を受け、自動安全ブレーキなどを体感。安全講習では、免許保持者は運転する立場から、返納者は歩行者の立場から交通安全について学んだ。
駐車場ではサポートカーに同乗し、障害物にセンサーが反応して自動ブレーキがかかる瞬間を体感。参加者からは「初めて体験したが、それなりの衝撃がある。安全運転を心がけたい」という声が聞かれた。免許返納後に近距離の移動に便利なe-SNEAKER(電動カート)の運転体験では、時速5、6キロで安定して軽快に走ることに満足する人が多かった。
開会のあいさつで、同協会の岩浪岳史会長は「講習会は今回から土日の昼間の時間帯にのべ4日間、奥多摩町、青梅市の4カ所で開いた。ドライブシミュレーターや歩行者シミュレーター、サポートカーなどを体験してもらい、安全意識を高めてもらっている。今日の体験を多くの人に伝えてほしい」と呼びかけた。ダイハツ東京販売の阿部周平理事は「ダイハツ東京販売は産・官・学・民の連携により、高齢化が進む地域社会で、いくつになっても自由に移動できる自立した生活をサポートしていく『スマートアシスト』と名付けた先進安全技術を拡大している」と話し、理解を求めた。
同署からは3月25日に発生した死亡事故が報告された。市内の市道で左折した乗用車が道路に寝転んでいた人と衝突したもので、「『こんなところで事故が』ということが意外に大事を招く、危険を予測する『かもしれない運転』を心がけてほしい」と注意を促した。
春の全国交通安全運動は4月6日~15日に実施。4月1日には16歳以上が運転する自転車の違反に対し交通反則通告制度(青切符)が導入された。同署では周知徹底に努めており、3月30日には薫田亨交通課長が「HelloFM」(福生市福生)に出演し、同制度について説明した。
自転車の交通ルールは変わらないが、信号無視などの明らかな違反行為を行ったときに取り締まりを受ける。交通反則告知書を出されると反則金を納付する必要があるなどと話し、「一層の交通安全を心がけてほしい」と訴えた。