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日本航空大学校・高校石川校が卒業式 能登と青梅に感謝し旅立ち

制帽を大きく宙に投げ上げ、学び舎を旅立った

制帽を大きく宙に投げ上げ、学び舎を旅立った

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 日本航空大学校と日本航空高校石川校の卒業式が2月7日、避難先の東京青梅キャンパス(青梅市長淵2)で開催された。学生170人、生徒186人が新たな道へ歩を進めた。

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 2024年1月1日に能登半島地震が発生。卒業生らは輪島市から青梅市に避難した。卒業生たちの学校生活は青梅市での期間が輪島市より長くなり、高校卒業生は被災を経験した最後の学年になった。

 告辞で梅澤重雄理事長は「航空は人の命を預かる世界であり、安全に終わりはない。能登半島地震という大きな試練があったが、学園は学生、生徒、教職員が一致協力し、都や地元自治体の厚意もあり乗り越えてきた。この経験は航空において最重要な連携、備え、責任を学ぶ機会になった。いざという時に頼られる存在となり、確実で誠実な人生を歩んでほしい。学園も新たな未来への歩みを進めている」と呼びかけた。

 大勢待利明青梅市長ら多くの来賓が見守る中、卒業生らは埜口裕之学長と浅川正人校長から卒業証書を受け取った。

 高校2年の渡會煌さんの送辞を受け、答辞に立ったのは輪島市出身で、トータルモビリティ工学科で学んだ古谷美颯さん。能登半島地震に触れた際には声を詰まらせる場面もあったが、「地震による避難など多くの困難の中でも、学校関係者、地域の皆さんら多くの人々の支援で学業、就職活動に専念できた。学校生活は出会いに恵まれ実りあるものだった。社会人となり今後は当たり前の日常を下支えする仕事で頑張っていきたい」と力強く述べた。

 式の終わりに卒業生たちは肩を組みながら「We are the world」や校歌を歌い、別れを惜しんだ。最後は制帽を大きく宙に投げ上げ、能登空港キャンパスへ思いをはせながら青梅の学び舎を旅立った。

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