青梅市と姉妹都市提携を結ぶ独ボッパルト市から贈られた「友好のぶどう」で造った白ワイン「ボッパルトの雫」の販売が1月27日、市内酒販店とJA直売所で始まったが、一両日で完売した。
ボッパルト市は中部ライン地方に位置し、古くからブドウの産地として知られる。友好の証しとして青梅市に贈られたリースリング種などのブドウの木は、半世紀以上にわたり市内の自立センターなどで大切に育てられている。
昨夏は高温などでブドウの生育が悪く、収穫量が激減。今年の販売量は例年より7割少ない1200本にとどまった。ワインは笹一酒造(山梨県大月市)で醸造した。毎年販売を楽しみにしている常連も多く、品薄であったこともあり、すぐに売り切れた。
ワインは720ミリリットル瓶で1,500円。JA西東京かすみ直売センターでは200本を扱ったが、「半日で売れてしまった」という。