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羽村で「ふじみっ子まつり」 子どもたちに豊かな経験を

「近所のおっちゃん」を自称する運営幹事の皆さん

「近所のおっちゃん」を自称する運営幹事の皆さん

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 羽村市立富士見小学校校庭と体育館で9月21日、「ふじみっ子まつり」が開催され、同小児童や父母、地域の家族連れなどが趣向を凝らしたイベントを楽しんだ。

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 コロナ禍で「はむら夏まつり」などが姿を消した同市。今年で3回目を数える「ふじみっ子まつり」は、実行委員会が主催。「近所のおっちゃん」を自称する古橋佑介さん、木下智美さん、寺島昌弘さん、堀江秀徳さん、橘川敦さんの運営幹事5人が音頭を取り、地域の有志が支える手作りイベント。

 実行委員長の古橋さんは「ドキドキ感あふれるアクティブなイベントをより多くした次世代型のお祭りを開くることで、子どもたちの豊かな経験を広げたい」と話す。

 会場には飲食の模擬店をはじめ、スケートボード体験、ストラックアウトなどのイベントスペースを16カ所に用意。訪れた子どもたちがクレープなどを楽しみながら、好きなイベントに夢中になって挑戦した。

 ステージでは、元ディズニーダンサーでサックス奏者の佳奈さんが「故郷に帰りたい」などの演奏と切れのいいタップダンスを披露し、会場を沸かせた。ズートロのお笑いライブも笑いに包んだ。

 体育館で行われた3on3バスケットボール大会には多くの子どもたちが挑戦。賞品を射止めると喜びを爆発させていた。

 羽村激辛フェスなどを通じ地域の活性化に取り組む羽村市商工会青年部も全面的に協力。焼きそばの模擬店を出し、豪快な焼きっぷりで会場に活気を呼び込んだ。

 17時から本部でサイリウム(光る棒)などの光グッズを販売。日が落ちきると、ピカピカの光が19時過ぎの閉会式までまつりを彩った。

 参加者は2000人を超え、実行委員らは来年以降も「一層充実したまつりにしていこう」と誓い合った。

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