「生命主義の芸術 美は世界を結ぶ」と題した画家・彫刻家の田渕隆三さんの作品展が3月9日~11日、青梅市中央図書館(青梅市河辺町10)と田渕美術工房(同)で開催される。近作の風景画、人物、静物などの絵画と彫刻を各30点ずつ展示する。
田渕さんは東京芸術大学美術学部日本画科を卒業。私立中学・高校で33年間、教職を務める傍ら、作家として活動した。2002(平成14)年に美術工房を開設。世界 10カ国以上を訪ね、古今の美術史をたどりながら研さんと創作活動に励み、国内外で多数の油彩画、彫刻などを制作した。
代表作に「世界平和の碑」彫刻群(沖縄恩納村、1984年)、「生命の森ミュージアム」彫刻群(岡山県岡山市、2007年)などがある。
田渕さんは「近年描いてきた力強い作品を見てほしい」と話す。
開催時間は10時~18時。会場では、田渕さんが指導する生徒らによる「第16回新生会美術展」を同時開催する。